小さい頃から二人姉妹の次女という事で、
大体にして「おさがり」のものを使っていました。
兄弟の二番目以降の人はわかると思いますが、
どこの家庭でも当たり前の事。
家は3歳離れていたので、上手に私のもとに渡って来るわけです。
洋服をはじめ、ピアニカ、リコーダー、クラリネット、成人式の着物。。。。
時には制服は上下新品もあわせて2着使えたり
利点もいっぱい。
そして姉妹でピアノを習っていたので、
同じ楽譜を使う場合はお姉ちゃんのお古が回ってくるのです。
青森市内でも有数なスパルタピアノ教室に通っていた姉の譜面は
赤や青や黒の鉛筆で何十にも隙間も無いくらい、
スパルタ先生のチェックが入れてあった。
ここを注意すればいいのだなぁとか、
お姉ちゃんはここが苦手だったんだなぁと、
小節を進める毎に色々なドラマが見えてくる。
今日、とある教則本を買いに行ったついでに、
無性に当時特に思い入れのあったピアノ教則本が欲しくなり、2冊ゲット!
やっと自分のお金でおさがりじゃない新品を変えた!と
意気揚々開いてみたものの。。
どれもだいたい弾いたはずなのに。。。。。
しっくりこない。。。
あの頃のあの楽譜が欲しい。。。
時に、おさがり品は贅沢品なのかもしれない。
ちなみにこの譜面は
「ショパン」の「雨だれ」
梅雨ですね〜
YouTube「F.Chopin Prelude OP.28 No.15」映像
※PCのSONOMI BLOGか、携帯版YouTube(http://m.youtube.com/)でもタイトル検索すれば、動画を見ることができます。