怠りすぎて、今このページにログインするためのパスワードがまったく思い出せないほどだった。携帯電話にメモしておいて本当によかった。さすがぼくはぼくのことをよくわかっている。
みなさんごぶさたしています。お元気ですか。
実は今日まで何度も何度も、作業のスキをみてはパソコンに向かって、書こう書け書けと念じてはみたが、どうもうまくいかなかった。
のは、一体なにを書けば、きみにぼくたちの今の気分が伝わるのか、皆目わからなかったからだ。
でもなんだか今日はうまくいきそうな気がした。
ぼくらの新しい音楽は、完成の日を今か今かと待っているところ。
どの曲も品があり、凛としていて、やはりどこかかなしい。
きっとぼくら４人の、調和の色なんだろう。なにを演奏したって、少しかなしい響きをもつ。それはとても美しいことだと思う。
先日、東京に二重の虹が出たのは、ぼくらがデビューしてちょうど二年の日だった。
